沿革

本会の淵源は、世界諸国における学力格差の実態を調査研究することを目的として設立された一般社団法人高等教育国際基準協会の内部に組織された親睦交流団体、および東北大学全学同窓会関西支部創立百周年記念大会に求められる。

顧みるに、学術の進歩は決して研究室の内部にのみ存するものではなく、長年にわたり教育研究の第一線に身を置いた者の知見と経験とが、社会の各方面に還元されてこそ、その真価を発揮するものである。かかる認識のもと、本会は当初、一般社団法人高等教育国際基準協会事務局内に設置された研究者・教育者相互の親睦交流組織として発足したが、その後、主として退職者ならびに退職を間近に控えた学識経験者を中心として独立の組織へと発展し、社会との再接続を担う新たなる機能を付与するに至った。

その設立と発展に際しては、当時事務局を担当していた清光教育総合研究所の多大なる支援を得て、専門的知識と永年にわたり培われた経験とを社会公共の利益のために活用し得る場の創設に努めてきたところである。

また、本会の草創期においては、世界的半導体研究の先駆者として知られる 西澤潤一 先生と深い親交を有した横尾清志君の尽力に負うところが甚だ大きい。同君は学界と社会との橋渡し役として、本会の理念の具現化に少なからぬ貢献をなした。その功績は実に多大なるものであり、ここに特記して深甚なる謝意を表する次第である。

本会の企図するところは、単なる親睦団体の形成にとどまるものではない。すなわち、現役時代の学問的営為を穏やかに継承する「第二の研究室」としての機能を備え、また社会人に対する継続的教養教育の講座、善良かつ賢明なる公民を涵養するための教育活動、さらには大学生・大学院学生を対象とする学術的再教育の機会を提供し、学問と社会とを結ぶ生産的知識活動の拠点たらんことを期するものである。

学術は象牙の塔に閉じ籠るべきものではなく、広く社会の中に生き、その発展に寄与してこそ意義を有する。本会は、この理念の実現を目指し、学識経験者と社会とを結ぶ架橋としての役割を果たさんとするものである。

一般社団法人高等教育国際基準協会 とは

 各国の高等教育(主に学士)課程、および卒業時の出口水準を比較・調査・研究し、国ごとの教育格差を明らかにし、解決策について協議するために設立された協会
(初期の目的を達成したため2022年03月閉会)

 細菌学者で元名古屋大学総長 加藤 延夫/日本における科学哲学の権威 野江啓一/光通信・ミスター半導体 西澤潤一/清光教育総研 横尾清志 /ENS de Lyonの分子生物学者 ダビッド・ドゥニ/近畿大学 石井隆之/野田起一郎/前田富棋/木村俊彦/岩間吉也・・などを中心とした学術・教育研究者で組織された協議会

 事務局を清光教育総合研究所に設置、2022年まで実際に運営されていた学術協議会 (継続的な調査研究機能は清光教育総研に移管)→2022年04月より現在

東北大学全学同窓会(関西支部)

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